初盆の提灯は使い回しについて?宗派によって違いはあるの?

お盆のひとつの風景でもある「盆提灯」「盆灯籠」ですが特に「初盆」だと様々な「事」が頭を巡ります。

初盆の提灯は過去のものを使い回しても良いのか?

初盆の提灯を用意するのは身内ですが、誰が用意したり贈るのがふさわしいのか?

その相場は?

など初盆の提灯の疑問あれこれについて分かりやすく説明しています。

浄土真宗、曹洞宗、真言宗など宗派というよりも地域による風習に基づきます。

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◆初盆の提灯の使い回しって、まさかできるの?

通常は初盆限りです。

正式には「家紋」や「戒名」を記載して飾ります。

亡くなった方仏お一人にひとつが一般的であり、使い回しは不可能です。

そもそも、家紋入の白い初盆の提灯は黄ばむので何年も使えません。

かなりレアケースだとは思いますが、立て続けに亡くなられた場合、亡くなられた方の数だけ初盆の提灯を用意します。

  • 初盆の提灯とは、故人が亡くなって四十九日の後、最初に迎えるお盆に飾る、白提灯の事を指します。

<初盆の提灯の処分方法>

初盆の提灯を飾るのは初盆の時のみ、初盆が終了すると焼却処分します。

>>以前

・送り火の時に燃やす。(おからと一緒に燃やす地域も)
・自宅の庭でお焚き上げする。
・菩提寺に持って行き処分してもらう。

>>現在

・火袋に少量の火を入れて燃やし(型式だけのお焚き上げ)、
鎮火確認後、新聞紙等に包みゴミとして処分する場合が増えています。

※人によって主張が違うので、もしかしたら地方で違うかもしれません。

もしくは、宗教が絡んでいたら、浄土真宗、真言宗、曹洞宗等の宗派によっても解釈が違うかもしれません。

⇒詳細は下記の「~まさか宗派で初盆の提灯の違いがある?」の項目でご覧ください!

◆初盆の提灯を贈るのは誰が正しい?子供?

・初盆の提灯は、故人の家族(身内)が購入するのが通例です。

>>例(家長が既婚、子供も社会人が数人いる事を想定)

家長が亡くなる⇒家長の身内・子供が初盆の提灯を用意。
家長の兄弟・親戚⇒普通の盆提灯を贈る。

※様々なケースがあると思うので、上記の例はあくまでも参考です。

<参考:通常の盆提灯>

盆提灯を飾るスペースなど最近の住宅事情を踏まえ、兄弟・親戚等から盆提灯用にと現金で頂戴して、故人の家族が全て用意する場合も多くなっています。

地域によっては親戚の人が贈る風習が強いところもありますが、ご自分で用意しても、親戚から贈られても、どちらでも間違いではありません。

もちろん普通の盆提灯が誰からも贈られない場合、自分で用意する必要があります。

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◆初盆の提灯の相場は?いわゆる「提灯代」は?

  • 提灯代の相場・・・大体10,000~20,000円
  • 御仏前は別。・・・大体1,500~3,000円

提灯を贈らず「提灯代」を包むときの相場は大体10,000~20,000円です。

因みに「提灯代」は「御仏前」とは別に用意、不祝儀袋に「御提灯代」と記入して渡します。

地方や家族によって考え方が違うので確認した方が無難です。

地方によっては大体1,500~3,000円くらいが相場になっている地域も。

◆宗派で初盆の提灯の使い回しなど、扱いの違いがある?

  • 宗教による違いは特になし!
  • むしろ地域による違いがある!

盆提灯は、基本的に浄土真宗、真言宗、曹洞宗など、宗派による違いはありません。

どの宗派でも盆提灯を飾ります。

むしろ地域の慣習によって、盆提灯の種類が多少変る場合があります。
気になる方は、その家族の宗派の菩提寺の御坊への確認をされた方が無難です。

参考までに主な宗派の初盆の提灯の扱いについて書いていきますね!

①浄土真宗

「浄土とこの世は繋がっていて故人は常にそばに居るという思想なので、盆だから帰ってくることはない」

むしろ、周辺からいろいろと云われないために、初盆の提灯を用意場合が多いのではないでしょうか?

②真言宗

普通に初盆の提灯を用意します。

地元のお寺とは別に高野山に御布施が必要との声も有ります。

お寺で初盆供養をする方法もある様です。

③曹洞宗

普通に初盆の提灯を用意します。

提灯は座敷に置くのではなく、玄関先に吊ります。

◆まとめ

とある知り合い「葬儀ディレクター」がこのような事を言っていました。

「お盆の習俗は、宗教というより地域による差が大きい民間での習慣。
初盆を行う方法に、画一的な常識や定義は無いに等しいので、むしろその地域の独自の習慣に倣うのが最も「正しい」方法ではないでしょうか?」

故人に対しては、宗教というより、如何に故人をどのように思いをはせるのか?どのように偲ぶのか、に尽きるような気がします。

ですので、初盆の提灯の使い回しはさすがに論外(?)ですが、どの様な方法が正しいのかどうか?はあって無い様なものだと思います。

お盆…故人を思い偲ぶ日、故人が喜ぶ「方法」であればとも思います。

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