新たな絆創膏として注目の「キズパワーパッド」。
擦り傷、火傷、切り傷など、軽度の傷なら早く治るとの声も多く普段からお世話になっている方も、多いのではないでしょうか?
しかし…ふと頭を横切りませんか?
「いつまで貼っておけばいいの?」
「新しいパッドへの交換のタイミングはいつ?」
使用するたびに、気になりませんか?
そこで「キズパワーパッドはいつまで貼っておけばいいのか?」交換のタイミングなど、調べ直してみました。
Contents
◆キズパワーパッドはいつまで貼っておく?擦り傷編
キズパワーパッドを剥がした時期によって、擦り傷の治り方も違います。
完全に塞がる前にキズパワーパッドを剥がすと完全に塞がるまでに時間がかかります。
・完全に擦り傷がふさがるまで貼り続けること ・小さな擦り傷でも見逃さないこと |
この2つがポイントです。
◆キズパワーパッドはいつまで貼っておく?火傷編
火傷初期、パッドが液を吸収し表面がすぐに膨らむ状態の間はまだまだです。
1日放置して、白いゲル状の膨らみが、気にならない位に小さくなっていればキズパワーパッドを貼るのはそこまでです。
◆キズパワーパッドはいつまで貼っておく?切り傷編
切り傷の場合ですが、白いゲル状の膨らみがキズパワーパッドよりはみ出そうな時、です。
殆どの場合、貼った初日~2日目くらいに発生しやすくなります。
◆基本的な目安は?
キズパワーパッドをいつまで貼っておけばいいのかに関しては、実はある程度の目安があります。
- 体液が滲み出なくなり、新規キズパワーパッドを貼って1日放置後でも白い膨らみが無い。
- キズパワーパッドを剥がした時に傷口が乾いており、薄い膜が貼っている状態
「いつまで貼っておく?」に対しての問いについては、実は擦り傷も火傷も切り傷もそんなに差異はありません。
◆キズパワーパッドのトリセツでは最大5日間だが・・・
取扱説明書では「最大5日間は貼りっぱなしでも良い」とあります。
しかし…5日間はさすがに雑菌が混入する機会も増える事に。
入浴時、患部がお湯に浸かるとはいえ、耐水性が高いといってもやはり限界はあります。
可能であれば、患部にもよりますが1日置きに貼り換えを提案します。
100歩譲ったとして、貼り続けたとしても3日間が限界ではないでしょうか?
特に、ヒザや肘、指などの関節は曲げた時に隙間が発生し雑菌が侵入しやすくなるので、関節専用のモノを使う事をおすすめします。
※「最大5日間は貼りっぱなしでも良い」はその期間で治ってしまう様な「極端に浅い擦り傷」のケースのみです。
⇒キズパワーパッドに不向きな症状
以下の傷や症状には不向きです。病院で診察を受ける事をおすすめします。
- 大きな傷、深い傷…重症クラスの傷
- かみ傷、刺し傷、裂け傷…重症クラスの物理的裂傷の傷?
- 膿(黄色に色がにごってドロッとした液体)が出ている状態の傷
- 広範囲、重度、低温…等の重症火傷や特殊火傷
- ニキビ、飛び火、水いぼ等、「傷」じゃない症状のモノ
⇒因みに、キズパワーパッドのメリットは?
・傷の治りが早い
・傷跡が残り難い。きれいに治る
・傷口をガードし摩擦などによる痛みを防ぐ
・傷口に密着し動きを妨げ、剥がれ難い
・耐水性に優れしかも剥がれ難い
⇒因みに、キズパワーパッドのデメリットは?
・傷口を消毒してから使ってしまう
・替えるタイミングが掴みにくい
・密閉率が高い分、患部に雑菌が侵入すると傷が化膿や悪化する
・ニキビや吹き出物には不可
・1枚当たりの単価が高い
◆まとめ
実はわたしは去年の暮れ、食事作っている際にスライサーで派手に掌を切ってしまいキズパワーパッドのお世話になったことがあります。
本来なら病院診察クラス(5秒ほど血が止まらなかった)でしょうが、運よく血が止まったので…家族にすすめられたことも有り初めて使いました。
当時はキズパワーパッドの知識は無かったのですが…。
云われてみれば、3日毎に貼り換えた記憶があります。
決して軽度の切り傷では無かったのもあり、傷が完全に塞がるまで1ヶ月はかかりました。
今は跡形もなくきれいに治っています。
それまでは傷といえばノーマルの「バンドエイド」だったのですが、目からウロコ状態でした。
わたしの場合は少々極端なケースですが、キズパワーパッドは軽度の傷には有効の絆創膏だと思います。
これからの季節、アウトドアなど、旅行に出かける機会も多くなります。
海遊び、川遊び、そのたアクティビティ等で遊ぶことも多くなります。
ますますキズパワーパッドのお世話になる機会が増えるのではないでしょうか?
もしもの時の為に、常備するなり備えたいですね。